家具の用語集です。わからない言葉はこちらを参考にしてください。
がたつきを微調整するため脚や台輪の内部につける調整金具。
箱物家具の裏側の板。背板(せいた)とも言う。
「中質繊維板」。ミディアム・デンシティ・ファイバーボード - medium density fiberboard - の略で、中密度のファイバーボードのこと。ファイバーボードとは木材やその他の植物繊維を、蒸気で高温処理して繊維をほぐしたものに特殊な接着剤を加え熱と圧力で板状に成形したもの。密度の薄いものから「インシュレーションボード」「mdf」「ハードボード」。
移動でき尚且つ、フリーストップ棚受けで側板にビスで固定するため本体の開き止めに有効な棚板。
移動棚と固定棚の両方の長所がある。
両扉が丁番を軸に中央から左右対称に開く両開き扉。開口部が広い。
ガラスを700度くらいまで熱し急冷して強度を高めたガラス。普通のガラスの3-5倍の強度があると言われている。また割れたときに細かい破片になるので2次災害になりにくい。
合板の表面に、各種の手法により化粧した板の総称。「プリント合板」「塩ビ合板」「ポリエステル樹脂化粧合板」「メラミン樹脂化粧合板」「天然木化粧合板」などがある。(=mdfなどの繊維板に化粧した板は「化粧繊維板」と呼ぶ)
ラックや棚など箱物家具の下部の板。
商品や品物を展示、陳列しておく棚。
棚や引出しの内部を縦に仕切る板。「帆立」ともいう。横に仕切る板は棚板。
ライティングビューローや、チェストの蓋、水平に開く扉などを開いた状態で固定する金具。
引出し、スライドテーブルなどの出し入れをスムーズにするための金具。
箱物家具の台座の部分。全重量を支え、最下部の扉や引出しの開け閉めをスムーズにする。
開き戸が開閉できるように取り付ける金具。
合板の化粧張りに用いる天然木スライスベニヤ(単板)。
タンスや棚など箱物家具の上部の板。テーブルの「甲板」も天板と呼ぶ。
地震の際、家具が転倒するのを防ぐ金具。壁と家具を固定するもの、天井と家具を突っ張って固定するものなど。
KD(英語の knockdown の頭文字)天板や地板、扉などが分解されていて、必要に応じて組み立てられる家具。
木材やその他の植物繊維質の小片(チップやフレーク)を、合成樹脂接着剤を使って圧縮加熱成形した板。
木枠の裏表に繊維板などを貼った中空の構造。片面だけに合板を貼ったものは片面フラッシュ(片フラ)という。
本体の強度と棚板の荷重を高めるのに効果がある樹脂製の棚受パーツ。
繊維板の表面に、印刷した紙(化粧紙)を貼ったもの。木目以外にもさまざまな色柄が可能。質感は天然木に劣るが、均質な柄が大量に安く表現できる。
最もポピュラーな塗装。硬い塗装膜と深みのある光沢を持ち、高級家具にも使われる。ポリエステル樹脂より強く、耐久性・耐湯性・耐薬品性などすべてに優れているが、傷がつくと修理が困難。
人体に有害なホルマリンを生成する。合板、塗料、接着剤などに含まれるが、最近では低ホルムアルデヒド、ノンホルムアルデヒドの商品も増えてきている。
天然木の一枚板。重厚で高級感があり、使い込むほどに味わいが出る。自然素材ゆえに狂いが生じることもある。「ソリッド」ともいう。
最も古くから使われている塗料で、輸入家具に多く使われている。塗膜が薄く、表面がなめらかでやわらかい光沢がある。熱や水に弱いが、重ね塗りや補修ができるのが特徴。
物をのせたり掛けたりする台、棚。
リビングに置く飾り棚やサイドボードの総称。
「サイドボード」。リビングで用いる横長式の飾り棚。
衣類を収納するための家具。または個人の手持ちの衣装。